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研修生や技能実習生の増加に伴い、失踪者も増加している現状があります。失踪した理由につきましては、待遇に不満を持ったり、もっと金銭的な条件のよいところがある、とそそのかされて不法就労に至っているものと思われます。
そこで、失踪に対する企業の責任ですが、受け入れ企業に責任がないとは言えません。研修生や技能実習生の受入れをする各企業には、生活指導員を置かなければならず、その生活指導員の役割は、次のとおりです。
@研修生の日本での生活適応の手助けをし、研修生が生活を円滑に送り研修を安心して行えるようにする。また、出入国管理や外国人登録に関する法令、規律や習慣も充分に指導し、研修生に理解をさせるようにする。
A研修生の日常生活の基本的な指導はもちろんのこと、困ったときの相談役として研修生の身近な存在となるようにする。
生活指導員が上記の役割を果たしていれば、研修生や技能実習生の失踪は低減できるものといえます。換言すれば、失踪があったということは生活指導員の指導不足ともなり、企業としての責任の一端が生じます。
研修生の失踪を防止する対策としては、以下のものが考えられます。
@国内外のブローカーの排除
A研修職種の適正
B人権侵害行為の排除(強制貯金や預金通帳保管等は、足留めではなくかえって失踪を助長します)
C不法就労者のいる職場で研修生や技能実習生を受け入れない
D帰国時は、空港まで同行して見送る
それでも失踪事故が発生した場合は、事業協同組合等の中小企業団体へ連絡し、そこから地方入国管理局へ報告するという報告義務があります。また、併せてJITCOや警察にも届出をし、その後同僚から情報を得るなどの努力は必要です。
まずは、失踪事故が起きないように防止策を講じること、次に起きてしまった場合は、迅速に報告や届出を行うことが必要となります。
連絡も何もしないということが一番罪が重いということだけは充分に理解をして下さい。
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